産業経済の発展と豊かで住み良い街づくりのために
各種事業を推進しています。

当所では県産酒による乾杯運動を推進しており、これまで、県産酒が飲める飲食店を紹介するポータルサイト（通称『nomuca』）の開設や『よっちゃばれ甲府の会』主催による県産酒普及イベントなどを実施してきた。今年度はさらに県産酒の魅力を広め、その知識をより深めてもらうため、(株)エイチ・アイ・エスの協力のもと、蔵元・ワイナリーを巡るツアーを企画した。
昨年11月には、七賢のブランド名で知られる蔵元　山梨銘醸(株)（白州町台ケ原、北原兵庫 社長）を巡るツアーを実施し、大変好評であったが、今回はその第2弾としてワイナリーを巡るツアーを実施した。

見学先は、一宮町南野呂にあるルミエールワイナリー（木田茂樹 社長）。当社は明治18年に創業し、県内に約80あるワイナリーのなかでも、もっとも歴史のある部類に入る。
当日は県内外から男女23名が参加するなか、木田社長みずから、自社ぶどう畑（日本式の棚仕立ての畑、ヨーロッパ式の垣根仕立ての畑）、醸造棟、国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」、地下セラーを案内してくれた。
一行はワインの醸造工程を見学し、ワインを取り巻く環境などについて話を伺ったあと、ワイナリーに併設する直営レストラン『ゼルコバ』でワインと、ワインによく合う料理をゆっくり楽しんだ。参加者からは、「とても貴重な経験ができた」「次回も開催してほしい」という声が多く聞かれた。