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　2月12日（水）から2月14日（金）の3日間、千葉・幕張メッセで開催された第54回スーパーマーケット・トレードショー2020」に、やまなしブース（甲府商工会議所）として出展しました。
　当所ブースには県内の食品関連企業17社が出展し、連日多くのバイヤーの皆様にご来場いただき、3日間で合計826件のご商談がございました。ご商談の成立が期待できる案件も大変多く、出展いただいた皆様の今後の販路拡大に期待しております。
　また、本展示会に出展されることは、企業における従業員の時間外労働削減・賃上げ効果などといった「働き方改革」にも大きく寄与することが分かりました。
　今回、展示会終了直後に行ったアンケートによると、各社の「成約」「成約見込み」「有益な商談継続」案件182件の取引先について、各社が商談のために１回出張したと仮定すると、その合計時間は1402時間15分、移動経費（鉄道・航空機・高速道路）は合計4,021,410円となりました。これを出展17社で仮に按分すると１社あたり移動時間は約82時間、移動経費は236,553円/人となります。82時間を1日当たりの労働時間8時間で日数換算すると、10.25日となります。
　このように、本商談会に出展することでコンタクトできた取引先に、商談のために1回限り出張すると仮定しても、1社あたり合計10.25日も削減でき、従業員の時間外労働の削減や休日の増加につながることが期待されます。移動経費についても、1社あたり236,553円の削減ではありますが、仮に具体的な商談に至るまで複数回の出張や従業員2名以上での出張となれば、その経費はさらに増えることが予想されます。
　実際、皆様のアンケートにおいても、「本展示会に出展したことで月当たり休日出勤3日減相当が期待できる」新規顧客開拓により製造量増加が見込まれ、生産効率がアップすることにより残業時間の大幅な削減（月当たり10時間以下）が達成できる」「経費削減効果により賃上げに大きな期待ができる」といった感想も多くいただいております。
　働き方改革の点からも、本展示会への出展は大きな効果がありました。