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４月２６日から５月９日にかけ、「地方から毎週集まる！地域うまいもんマルシェ」に出店した。
本事業は日本商工会議所が「食のテーマパーク」として全国のおいしいものを提供する「日本百貨店しょくひんかん」(東京・秋葉原)と連携し、各地商工会議所を通じて集まった地域自慢の一品を週替わりで出店する事業。
今回は、上田商工会議所、上越商工会議所との３会議所合同で出店。甲府からは、昨年１２月に開催した「やまなしギフトコンテスト２０２１」で最優秀賞に輝いた「ほぐし飯の素」(割烹立よし)のほか、地酒バウム(㈱ヤマフジ)、桔梗信玄餅(㈱桔梗屋)などを出品した。
今回合同で出店した上田、上越の両会議所とは、武田信玄公、真田幸村公、上杉謙信公と、各地ゆかりの戦国武将をテーマにした観光ルートの開発事業について、平成２９年に「三国同盟」の協定を取り交わして以降、観光事業や販路拡大に関する事業を連携して実施している。
５年間で各地域へのツアーの開催や、旅行業界の見本市「ツーリズムEXPOジャパン」への共同出展、3地域の物産を紹介するサイトの構築、観光資源として3地域のワイナリーを紹介する「三国ワイン事業」としての「feel NIPPON」出展など、共同事業を行ってきた。
本年度は、今回の出店を皮切りに観光を絡めた物産の紹介を行っていく計画で、8月5日（金）~7日（日）までの3日間、静岡県内を中心に展開しているスーパーマーケット「フードマーケット・マム若松店」で3地域の物産展を開催するほか、3地域のワインのPRを静岡市内の静鉄ストアで開催する。
昨年9月に中部横断道の山梨・静岡間が開通したことで静岡と3地域の時間距離が飛躍的に縮まった。観光をはじめとする経済交流の更なる活発化を誘引する狙いだ。