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【3.12】甲府市長へジュエリー産業の振興促進に関する提言を行いました。
甲府商工会議所(進藤 中会頭)と、同水晶宝飾部会(近藤 誠 部会長)、協同組合山梨県ジュエリー協会(柳本 力 理事長)は連名で「甲府市の地域資源であるジュエリー産業の振興促進」に関する活動指針について、甲府市長へ提言を行った。
業界の課題を①職人の後継者不足、②一般消費者に対するジュエリー産業の認知度不足の2点にあるとして、職人育成のための奨励金制度の創設および、やまなしジュエリーウィーク事業の継続的な推進と拡大を、甲府市の活動指針として提言した。
指針の具体的な実行に当たっては、庁内にジュエリー課もしくは業界担当者を設置すべきであるとして、それが“宝石のまち甲府”のPRにもつながる、と訴えた。
本年度、当所水晶宝飾部会では、行政が地場産業を強くバックアップする先進地の視察や、業界の抱える課題についての意見交換会を活発に行った。
視察先として訪問した、繊維の一大産地である愛知県一宮市、多くの優れた伝統工芸を有する職人育成の先進地、石川県金沢市では、いずれも行政が人材育成等を担う機関を設置・運営するなど、資金面に留まらない支援を行っている。また、そういった施設の運営を行政からの出向職員が担うことで、行政と業界の緊密な連携が可能になっていた。
甲府市においても、当所や業界団体との連携をより緊密なものにすべく、まずは担当部署・人員の設置を提言するに至った。
提言書は、当所 進藤会頭から樋口甲府市長へ手渡された。
当日は、当所水晶宝飾部会 近藤部会長、山梨県水晶宝飾協同組合 柳本理事長らが市役所を訪問した。お問い合わせ