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【山梨県】自殺防止対策相談窓口等の設置について
山梨県では、誰も自殺に追い込まれることのない、安全で安心して生きることができる社会を実現するため、山梨県自殺対策推進計画を策定し、取り組みを進めております。
9月6日、知事を本部長とする自殺防止対策推進本部会議が開催され、自殺の現状や取り組みの点検結果について報告がありました。
現状によりますと、令和5年度の本県の自殺者数は149人で、令和4年度の132名を17名上回る結果となり、人口10万人あたりの自殺者数は全国ワースト7位という結果でした。中でも「40~60代の男性」の自殺が41名から64名と23名も増加しており、憂慮すべき状況であるとされています。
⾃殺の原因・動機は、健康問題のほか、経済・生活問題、勤務問題が多く、 40歳代、50歳代は、仕事疲れの要因の比率が高い傾向があるとされています。この世代の男性は、家庭、職場の両方で重要な位置を占め、⼼理的にも、社会的にも負担を抱えることが多く、⻑時間労働や職場の人間関係、職場環境の変化等を原因とする不安やストレスを感じている労働者が多いことが推測されます。
県民誰もがかけがえのない存在であることはもちろんですが、働き盛りの年代であり、企業にとっては貴重な人材でもあります。
現在、国や県、関係機関で様々な相談窓口を設置しております。
県の保健所においては、中小企業向けに、メンタルヘルスに関する出張講座も設けております。
従業員が悩みや不安が誰にも相談できず、追い込まれてしまうことがないよう、
貴団体の所属企業様等へ情報提供していただきますようお願いいたします。
■やまなし労福協 相談窓口
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