ブランディングセミナー 開催報告
甲府商工会議所では令和7年8月~12月の第1木曜日(全5回)に、「ブランディングセミナー」を開催いたしました。
本セミナーは、県内企業のブランド価値向上を図ることで、生産性向上及び従業員の時間外労働の削減、賃金引上げなどの労働条件改善を促し、傘下会員企業の働き方改革の推進につなげることを目的としております。
8月~12月にかけて全5回で開催した本セミナーでは7社の企業が参加され、初めに「ブランドとは何か」について解説が行われました。講師である安藤氏は、ブランドを「消費者との約束の言葉」として定義し、自社がどのような顧客をターゲットにしているのか、その顧客にどうすれば商品を買ってもらえるのかを明確にし、実行していくことがブランディングであると解説し、参加企業にそれぞれターゲット層を自覚する指導が行われました。
また、ブランディングだけでなく、チラシの作成方法やデジタルマーケティングを意識したキーワードの作成方法など、ブランドのデザインから発信方法までも解説し、最終的にセミナーで培った内容を基に、参加企業で自社に関するプレスリリースの作成及び自社PR発表を行い、実践を交えてブランドの発信方法を解説したしました。
ブランディングセミナー 効果報告
ブランディングセミナーの参加者にアンケートを行ったところ、全社が本セミナーについて非常に参考になったと回答いただきました。
特にブランディング実施による売上増加を期待している企業も多く、売上増加による経営改善及び利益増加だけでなく、労働者の賃金引き上げが期待できます。また、セミナー内で安藤氏より「ブランディグは社内一丸となって行う者。社長1人や担当者1人が行ってもうまくはいかない」と解説しており、社内で事業を共有するやり方についても解説が行われました。その結果、参加者アンケートに「特定従業員への業務集中」や「従業員の業務把握ができていない」という社内環境の改善を意識するコメントが多くあり、加えて「売上増加に伴う従業員増加」も検討している回答があり、働き方改革の推進を図る上で有効的な事業となりました。
具体的な働き方の改善実績は次のとおり。
・年間休日数の増加予定日数:2日
・時間外労働の年間削減時間:7.85時間
・今後の労働者の賃金上昇率:2.28%
※参加者7社の平均値を記載
今回のコンテスト出展がいかに各社の働き方改革の推進につながったかをアンケートにて聞き取り、その主な回答は下記の通りです。
アンケート結果
| A社 | ブランディングセミナーの講座を受講したことで、店舗運営の効率化に繋がり、特に従業員間での業務格差やトップダウンの経営体質の改善が見られた。
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| B社 | 売上改善の具体的な案を、改めて作ることが出来た。
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| C社 | 商品をブランディングすることで、提案力が強化され出張の頻度の軽減など営業効率が良くなることで、経費の削減と休日取得日数の増加に繋がった。
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| D社 | ブランド化を通じて各従業員がそれぞれの業務内容を把握し、業務等の社内環境改善が見られた。
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| E社 | ブランド化により商品の繁忙期分散化を計画。今後の労働環境改善が見込まれる。 |
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