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File.2 リビングセンター マエダ(2021年5月掲載)
2024/11/26
毎日の生活に役立つ商品を取り揃え、快適な暮らしを提案
リビングセンター マエダさんは、エル西銀座にお店を構える生活用品店です。荒物から業務用調理機器まで取り扱う中心街になくてはならない存在です。「当店は、明治10年創業です。現在は荒物、金物、リビング用品など生活用品の小売り・卸売りをしておりますが、戦前は建築木材、電気冷蔵庫が普及する前は水式冷蔵庫用の氷を製造販売していました。その後私の祖父、母が現在のスタイルを確立しました。」そう語るのは、リビングセンター マエダの看板娘、まちゼミ講師の真子さんです。
「日中は、年配の主婦層のお客様が多いですが、夕方からは中心街のお店の方が多いですね。コロナ前は、外国人観光客の方がフラッと立ち寄ってくれることもありました。日本の日常生活が感じられるお店で買い物をするというのが、ツーリスト心をくすぐるようです。」
確かに、お店には洗剤や電球、ノコギリ、エプロンなど昔馴染みのものから新しいものまで、私たちの生活に身近な商品が数多く陳列されています。急に必要になった時でも「マエダさんに行けばあるかも」という安心感を求めるお客様が多いのかもしれません。「ご来店いただいたお客様とは、商品を受け渡しするだけでなく、会話を楽しむことで信頼関係を築けるよう心がけています。創業当時から今に至るまで、その時代時代で必要とされている商品を取り扱う身近なお店として、当店は商いを続けてきました。お客様との会話は、ヒントでいっぱいなんです。」
まちゼミは集客力と収客力が大事
真子さんが、まちゼミを始めたきっかけを教えてもらいました。「最近エコな暮らしが注目されていますが、お客様が生活に求めているものを何か自分が提案できればと、これまで箒の使い方や鍋の焦げとり講座などを開きました。まちゼミでは、受講者との会話のキャッチボールから信頼関係を築くということが大事になってきますが、それは当店の営業スタイルと同じですね。毎回試行錯誤の繰り返しですが、受講者が集まる 「集客」と売上に繋がる「収客」が実現できるヒット講座を作れれば。まちゼミを通じて当店を知っていただき、これからも多くの人に快適な暮 らしをご提案していきたいです。」
店主直伝豆知識
エコなお掃除グッズとして注目されている重曹ですが、使用されるときのお湯の温度を気にしていますか。沸騰させたお湯に重曹を混ぜて使用すると、洗浄力が格段に上がりますよ。
※使用される際には、重曹の特性、相性などを必ずご確認ください。㈱リビングセンター マエダ
甲府市中央1丁目12-46 TEL. 055-235-6121
※本記事は甲府商工会議所だより2021年05月号に掲載しました。お問い合わせ